歯とカラダの健康情報|仙台市 泉区の市名坂歯科医院

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認知症になりたくなければ、歯を守りましょう(4)

前回述べた35歳を過ぎたら脳のために変えなければいけない「ある習慣」とは「歯のケア」なのです。そして、認知症の原因物質の発生源となるのが、口の病気である「歯周病」なのです。

 認知症の患者さんの多くは身だしなみを整えるという感覚を忘れているため、自分で歯磨きもしなければ、入れ歯のケアもしません。

食べたものがそのまま口の中に残っていたり、歯垢がいたるところにこびりついていたり…。口臭も凄いです。

そんな患者さんのことが気にかかってはいても、ご家族はなかなか患者さんの歯を磨くことができません。

「おじいちゃんは嫌がるので、磨けません」

「おばあちゃんはデイサービスの時しか、歯を磨かせてくれません」

「入れ歯をしていますが、嫌がるので、ここ何年も外していません」

こんな事は珍しくないのです。

認知症患者さんの口の中が、凄いことになっていることに気付いた長谷川先生は、歯科衛生士にお願いして、口腔ケアを始めてみました。

すると、思ってもみなかった改善例が出始めたのです。 歯科衛生士さんによる歯のケアで、認知症の症状が改善した患者さんが何人も現れてきたのです

歯のケアによって、認知症の症状が改善し、脳が若返ったのです。

認知症の患者さんの治療には、薬物療法や非薬物療法などがありますが、歯のケアをすることで、薬も使わずにたいした時間もかけずに認知症の症状を改善できたことに認知症の専門医である長谷川先生も大変驚かれたそうです。

認知症の患者さんに奇跡をおこしたのは、歯のケアだったのです。

2022年01月31日 11:34|コメント(0)トラックバック

認知症になりたくなければ、歯を守りましょう(3)

厚生労働省は、団塊の世代がみんな75歳以上になる2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると試算しています。軽度の認知症を含めると、認知症の方が1000万人の時代の到来も時間の問題だと言われています。

35歳を過ぎると脳に認知症の原因物質が溜まる?

「認知症になりやすい人」と「なりにくい人」の境目はどこにあるのでしょうか?

「35歳」という年齢が、ひとつのターニングポイントだそうです。

35歳を過ぎたころから、脳には、認知症の原因物質が溜まりやすくなります。

このタイミングで、私たちがこれまで行ってきた「ある習慣」を変えなければ、認知症発症リスクが一気に高くなることが、様々な研究で明らかになってきました。

 近年では、将来なりたくない病気として、ガンや心臓疾患を押しのけて、認知症が1位になっているほどです。

 実際のところ、特に今の50代以上の方にとって、認知症はとても身近な病気になってきています。

「できるだけ認知症になりたくない」「脳を老化から守りたい」と強く思われている方も多くいらっしゃることでしょう。

ところで、先ほど述べた、35歳を過ぎたら脳のために変えなければいけない「ある習慣」とはなんでしょうか?

それが「歯のケア」なのです。そして、認知症の原因物質の発生源となるのが、口の病気である「歯周病」なのです。

2022年01月14日 17:17|コメント(0)トラックバック
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