初めまして
今年の4月から歯科衛生士として働かせていただいている、伊藤と申します。
山形県出身で、この春衛生士になりました。
まだまだ勉強中の身ですが、精一杯がんばります。
よろしくお願いします。
今年の4月から歯科衛生士として働かせていただいている、伊藤と申します。
山形県出身で、この春衛生士になりました。
まだまだ勉強中の身ですが、精一杯がんばります。
よろしくお願いします。
コロナも少しずつ落ち着きつつありますが、まだまだ油断できない状況が続いています。
予防と聞くと、まず思い浮かべるのが手洗いやうがいですよね
では、お口はどうですか?お口の中も予防できることをご存知ですか?
お口の中を綺麗に保つことで全身の健康にも繋がるんです
今回は口腔ケアで得られるメリットを紹介していきたいと思います
メリット①.むし歯・歯周病予防
むし歯・歯周病予防は、口腔ケアで得られる最も分かりやすいメリットです。
虫歯は口腔疾患の中で一番かかる人が多い病気ですし、歯周病も20代で約7割、30代から50代は約8割、60代の方は約9割も発症してると言われています。
むし歯や歯周病は、主に口の中に残った食べ物をエサとして細菌が増殖することことが原因で進行します。
放置すれば痛みが出て食事がしにくくなるだけではなく最悪の場合歯を失う可能性だってあるんです。
歯を失うということはお口だけの問題ではなく全身にも広がってきます。
こまめなブラッシングや殺菌・消毒などのケアでむし歯や歯周病は予防することができます
まずは毎日のケアを大切に
メリット②.唾液の分泌
唾液の分泌も口腔ケアによってコントロールできます。
唾液はお口の中でとても大切な役割を担っているんです!!
食べ物を溶かしたり、あらゆる刺激から口腔粘膜を保護してくれたり、
呼吸などの口腔機能を助けるのが主な作用です。
最近は加齢や薬、ストレスの影響などでドライマウスに悩む人も増えてきています。
ケアを行うことで、唾液が本来の作用を発揮し口腔内の維持にも繋がります。
メリット③.口臭対策
口臭の原因の多くはお口の中に存在してます。
歯周病や虫歯などの病気、舌の汚れや義歯の汚れなど慢性的な原因とは別に寝起き疲れている時など
一時的に口臭が発生することもあります。
これらの原因には細菌が関係しているので、菌をコントロールするが予防に繋がります。
口腔ケアを疎かにすることでむし歯、歯周病、口臭のリスクは高くなります。
お口の中だけではなく、全身にも影響が…
例えば
認知症、糖尿病、肺炎や心疾患、様々な病気を引き起こす可能性があります。
重大な疾患を予防するためにも口腔ケアは大切なのです。
自分に合った歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って1本1本丁寧に磨くようにしましょう。
また、定期的な検診を受けることでお口の健康、全身の健康も守ることができます。
こんな時期だからこそ、予防を見直してみてはいかがでしょうか
歯磨きだけでむし歯予防は出来ません。
フッ素を上手に利用することが必要です。
歯磨きのコマーシャルなどで、ブラッシングで歯垢(プラーク)を除去する場面で
プラークコントロールと言う言葉を耳にします。このように、むし歯予防イコール
歯磨きというイメージがあると思いますが、実は、歯磨きで一万個の細菌を一個減らすことができても、2時間後にはもとに戻ってしまいます。
それは、歯のくぼみと溝や表面にある多くの小さい穴に潜む細菌は歯ブラシで取りきれないからです。むし歯予防に効果があるフッ化物を上手に利用すると良いのです。
細菌は歯ブラシの毛先よりも小さい!
歯のくぼみにある溝の直径は約20㎛で、小さい穴だと約5㎛です。この中の約1㎛の細菌がたくさん生息しています。しかし、歯ブラシの毛先1本の直径は200㎛なので歯ブラシだけできれいにすることはできません。極細毛でも20㎛です。
歯磨きだけでむし歯予防をしょうとしても限界があるのです。
3つの点からプラークコントロールしょう!
①一番はじめに取り組むことはプラークの形成を抑えること。
糖質の摂取回数を減らし、抗菌剤などを利用したブラッシングで菌数を減らしておくこと。
②プラークはできるだけ除去すること
家庭で行うセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアがあるので自分で歯磨きするけ
だでなく、歯科医院で行う定期健診が大切
③除去しきれなかったプラークは病原性を低めること
フッ素を利用することと抗菌剤などが配合されている歯磨剤や洗口剤を使用すること
フッ素は異なる濃度のものを複数取り入れることで効果が増します。
ひとつは歯科医院で定期的に行う高濃度のフッ素塗布と自宅で行うフッ素洗口や
フッ素入り歯磨剤を使って低濃度のフッ素を複数回使う方法があります。
高濃度のフッ素は歯を強くし、低濃度のフッ素はむし歯になりかかったところを
再石灰化によって治してくれます。
歯科医院でしかできない高濃度フッ素塗布!
高濃度フッ素は、日常使用する歯磨き剤などに含まれるフッ素の約10倍の9000㏙で
歯科医院でしか使用できません。歯の結晶であるハイドロキシアパタイトを酸に溶けにくくします。定期的に歯科医院で塗布することが大切です。
普段使用するフッ素入り歯磨剤や洗口剤には225~1500㏙程の低濃度フッ素が含まれています。歯の表面についたフッ素は歯の脱灰を抑える作用と再石灰化を促進します。
しかし、多くは唾液で流されてしまうので、フッ素入り歯磨剤は1日2回、フッ素洗口は1日1回
寝る前に行うことをおすすめします。
皆さんも実践してみて下さい。
今年も、熱中症に注意!!の季節がやってきましたね
熱中症の予防と言えば。
第一に思い浮かぶのが「こまめな水分補給」ですね!
まだ、梅雨にもなってないし、そこまで気にしていないよ、とお思いの方!!!
熱中症の危険性は、もう十分に高まっていますし、さらに言えば、水分補給は
熱中症対策だけではなく、毎日の健康・体調管理に大きな影響を与えているのです
成人の場合、個人差や年齢による差はありますが、体内の水分量は体重の50%~70%を
占めています。
毎日、体から排出される水分と同量の水分補給が必要となります。
健康な成人では、汗や尿、呼吸による蒸発などで、一日に約2500㎖の水が体外に
排出されます。
だからと言って、一日に2500㎖もの水分を補給しなければならない訳ではありません。
毎日の食事からも、一日に約1000㎖の水分を補給することができます。
ただし、一日3食しっかり摂り、偏った食事内容にならないことが条件です。
また、代謝水といって、食べたものの消化・吸収やエネルギーとして燃焼する際に、
300㎖ほどの水が生成されますので、一日に飲んで摂取する水分の量としては、
1200㎖程度になります。
ただ、これはあくまで目安ですので、これからの暑い時期やスポーツをする時など、
たくさんの汗をかくような状況では、失った水分を補うように摂取量も増やす必要があります。
水分補給のポイントとしては、「こまめに飲む」ことです。
のどが渇いた、と感じた時には、すでに体内の水分の1%が失われています。
5%の水分が失われると、脱水症状や熱中症の症状が現れます。
ですから、のどが渇いた時に飲むのはもちろんですが、渇いたと感じる前に飲むことが
大事になってきます。
起床時や就寝前、食間など、生活のリズムの中に取り入れていくと良いでしょう
また、夏の暑い時期、たくさん汗をかくような時は、体内の水分と一緒に電解質も
失われますので、塩分などの補給も忘れずに行いましょう
今は、コロナの感染予防対策として、マスクをつけて外出される方も多いと思います。
マスクをつけていると、呼吸によって口元の湿度が保たれるため、のどの渇きに気づきにくく、
熱中症の危険が高まるそうです。自分自身で、こまめに水分補給をして気を付けることは
もちろんですが、高齢の方やお子さんなどには、様子を見て声がけをしたりなど、
周りの人にも気を配りながら、みんなで厳しい夏を乗り切っていきましょう
まだまだ、コロナウイルスの感染予防対策をしながら毎日お過ごしのことと思います
暑くなってきましたね梅雨の時期もやって来るとマスクの着用もますます大変になってきますね
いつもよりもこまめに水分を摂るなどして熱中症にも十分に気をつけていきましょう
コロナウイルス拡大で毎日体温計測しているという人、お店に入るときに検温したという人も多いと思いますが、皆さんどんな体温計を使っていますか?一日のうちどの時間に測っていますか?正しく測定できてますか?新しく購入しようとして買えなかったという方もいたのでは!
体温計の種類には実測式と予測式があって実測式の物は脇の下か舌下で測るのが一般的で正確にはかるには10分くらいかかります。予測式は脇の下や耳など測定場所が指定されています。体温計の進化で電子体温計や赤外線センサーを使えば20秒から1秒で測れます!便利になりました体温は早朝には低く、活動する日中から夕方に高くなるといわれてます。また、食事、入浴、運動の後は高く出るので朝と夕方の決まった時間に測るといいですね
個人差はありますが一日で1度程度の差がありますよ!いつもよりも1度以上高い時が発熱が疑われますね。脇の下で測るときも脇の中心部に下から上に、腕に対して30~45度に挟むと一番高く出るところで計測出来ます!体温計を共有している時はアルコール消毒も忘れずにしましょう‼
さて熱が出るときってどんな時?ウイルスや細菌に感染すると、ウイルスや細菌をやっつけようと、体の中の白血球が出動して戦ってくれてます‼その時に熱が出て悪いウイルスをやっつけやすくしてくれてます!要は発熱すると低温で繁殖しやすい性質のウイルスを抑制することが出来て、白血球の機能が促進されるので侵入した外敵を食べる作用が活発になり、外敵と戦う免疫機能が高まります!なので安易に解熱するとウイルスや細菌を助ける事になる時もあります
他にも38度以上の高熱が2週間以上続く時はリウマチや膠原病などのアレルギー疾患やガンによる時もあるので注意しましょう。
お口の中の環境が悪いと感染症になるリスクが高いといわれてますので、お口もキレイに保って、自分の正しい平熱を知って、毎日の健康に繋げていきましょう!
毎日決まった時間に体温を測れば、熱中症などによる体調変化にも気が付きます!一緒に血圧や脈拍、体重も確認しておけばいいですね
テレビをつけてもコロナ
新聞を読んでもコロナ
と、この言葉を聞かない日はない今日この頃
まさに【コロナ疲れ】してきましたよね
都市部に緊急事態宣言が発令したのは4月7日
全国に拡大されたのが16日
ソーシャルディスタンスなんて最初は聞きなれなかった言葉も今ではしっかり浸透しました
自然と距離をとる習慣も身についたのではないでしょうか?
長い自粛期間でしたがステイホームをみんなで頑張った結果、ようやく緊急事態宣言の解除というところまで辿りつくことができました
が、解除されたからと言って新型コロナウイルスが無くなったわけではありません
再流行・二度目の非常事態宣言とならないよう、『新しい生活様式』を意識しながら生活していきましょうね
ところで、感染リスクが高い場所として報道されてしまった歯科医院
感染が心配で治療やメンテナンスを見合わせている患者様も多くいらっしゃると思います
ですが、実際には歯科治療を通して患者さんが感染してしまったという報告はありません
もともと歯科治療では唾液や血液の飛沫が発生してしまうため、新型コロナウイルスが流行する以前から感染予防対策は万全に行ってきました
当院の具体的な対策につきましてはホームページ上に記載しておりますので是非ご覧ください
あまり知られてないかもしれませんが、実はお口の中のケアをすることがウイルス感染の予防につながるのです
口腔内には様々な細菌がいるのはみなさんもご存知だと思います
その中でもよく耳にする歯周病菌
この歯周病菌が持つ酵素が、侵入してきたウイルスが粘膜細胞に入り込む手助けをするのです
口腔内に歯周病菌がたくさんいればいるほどウイルスにとって格好の環境になってしまうのです
これは新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザなど他のウイルスにも言えることになります
なので、歯科でお口のケアを行い、口腔内細菌を減らしておくことはウイルス感染へのとてもいい予防策になるのです
メンテナンスは不要不急なんて言われたりもしてますが、決してそうではないのです
(口腔内ケアを普段からしっかり行っている市名坂歯科医院スタッフは誰も感染せずに乗り切りました)
とは言ってもやっぱり心配な患者様もいらっしゃると思います
ご心配な点などございましたら遠慮なくお問合せください
一度下火になっても、もしかしたら冬に再流行なんてことになるかもしれません
その時になって慌てないよう、マスクや消毒薬の備蓄に加えてお口の中も清潔に保っていきましょうね
皆さんこんにちは
あと少しでゴールデンウィークですね!
当院では5/3~5/6まで休診になっています。
本来ならウキウキのゴールデンウィーク・・・
私は帰省して地元のさくら祭りへ行く予定だったのですが、早々に予定をキャンセルし仙台の自宅でのんびりすることになりました
恐らく多くの皆様も私と同じようにおうちで過ごされるのではないかと思われます。
コロナ疲れやコロナ鬱など、最近TVなどでよく聞きますが、ずっと自宅に籠っていると精神的にもつらくなりますよね
外出自粛要請が出てから数日・・・このような症状は出ていないですか?
あれ?と思われるこれらの症状・・・
実は自律神経の乱れからくる不調なのです
自律神経とは、その時々の体の状況に応じて自分の意志とは無関係に自動的に働き、体内をいい状態に保ち続ける神経です。内臓の動きや血流管、体温の調節といった身体の機能を調節する働きをもっています。
ストレスはありませんか?自宅から出ないからと食事を疎かにしていませんか?
ストレスや寝不足、不規則な生活などが続くと、この自律神経のうち交感神経が優位な状態が続きます。
交感神経と副交感神経のバランスを乱してしまうとさまざまな不調が出てくるのです。
したがって適度にリラックスを取り入れて副交感神経もバランスよく働かせる必要があります。
自律神経を整える方法はさまざまあるようなので、今回はその中の一部をご紹介しますね
①生活のリズムを整える
早寝早起き、3食決まった時間に食べるなど、規則正しい生活を心がけましょう
②適度な運動をする
今はYouTubeなどの動画サイトでエクササイズ動画やダンス動画など沢山上がっていますので、外出しなくてもおうちで動画を見ながら運動ができますよ
家の掃除もやり方次第で結構な運動になりますし、おすすめです
運動不足解消のため、無理しない程度で身体を動かしましょう
③ゆったりと入浴
ぬるめのお湯にゆったりと時間をかけてつかるといいですよ
入浴剤やアロマテラピーを用いたり電気を消してみたり、自分に合ったリラックス方法を見つけてみましょう
④深呼吸をする
意識的に深く息を吐くことで副交感神経の働きが高まります
深呼吸が難しい方はまずため息から始めてみましょう
深呼吸はいつでもどこでも簡単にできるリラックス方法ですよ
どんどん暖かくなってきて天気のいい日はお出かけしたくなりますが、今は辛抱の時
ストレスと上手に付き合って、ステイホームです
辛くなったら深呼吸ですよ
こんにちは
今、コロナの影響でお家時間が増え、大変な思いをされている方が多いと思います。
手洗いやうがい、触った所の除菌も大切です。
忘れがちなのがタブレットやスマホです
私も帰ったら必ず拭いてます
今回は体の中からも強くということで食事面から免疫力アップをテーマに
<<免疫力をアップする食事!4つのポイント>>
①良質のたんぱく質で粘膜や免疫細胞をパワーアップ
タンパク質=プロテインは、ギリシャ語で『いちばん大切な』という言葉が由来です。その名の通り、骨や筋肉は勿論、血液、皮膚、ホルモン免疫細胞など
私達の身体を構成するあらゆるものがタンパク質 から合成されています。
不足すると皮膚や粘膜が弱くなり免疫力はパワーダウン。毎日の食事で良質なタンパク質を摂りましょう。
②乳酸菌や食物繊維で腸内の善玉菌をふやして腸を元気に
食べ物を通して体の中に侵入しようとする外敵をブロックし、栄養素を吸収している腸は、全身の免疫システムの重要拠点です。
腸内には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が腸内環境を整えて免疫細胞の働きを助けています。善玉菌を食事に取り入れるとともに、腸内環境を美化する食物繊維 も補い腸を元気に保ちましょう。
③ビタミンA(B‐カロテン)で粘膜を強くして喉や鼻をガード
全身をおおう皮膚や粘膜は、身を守るバリアです。特に鼻や喉の粘膜には細菌やウイルスが真っ先に入ってくる場所。その場所を健全に保つために
ビタミンAを積極的に摂りましょう。
④イオウ化合物やビタミンC・Eで免疫力を活性化!攻撃力もサポート!
ユリ科やアブラナ科の野菜類に多く含まれるイオウ化合物(植物に含まれる色や香り、苦味などの成分でファイトケミカルの一種)は、
免疫細胞を活性酸素から守る働きがあるとして注目されています。
そして、免疫細胞の働きを高めるビタミンCや活性酸素を消去するビタミンEもしっかり補給しましょう!
ストレスが全くないと言える人はほとんどいないと思います。体と心を休めるためには睡眠が一番大切です。
免疫力を高めるためにも1日7~8時間は眠ることが大切だそうです。皆さんも経験があるかと思いますが、睡眠不足が続いていたり、
よい眠りができていなかったりすると風邪をひいたり、体調を崩したりします。十分な睡眠をとっていると免疫力が上がり、病気になりにくくします。
そして、良い睡眠をとるためには入浴はかかせません。1日の疲れをリセットする入浴はシャワーだけで済まさず湯舟につかり、リラックスしましょう。
皆さん、体調に気を付けてお過ごしください。
唾液には重要な役割があります。
お口は細菌やウイルスなどのいろいろ病原微生物が侵入しやすい構造になっています。
そのため、唾液はあらゆる病原微生物に対抗する力を持っています。
♦会話や活舌、嚥下のための潤滑油
口で呼吸をしながら舌を動かして発音し、会話します。
舌がなめらかに動くためには、舌の動きと唾液の流れが重要です。
潤滑油のような唾液が流れることで、会話がスムーズになり、物を飲み込むこともできます。
♦味覚を感じるための溶媒、吐き出すための溶液
味覚は食欲を促進させるだけでなく、口にした物が食べ物として安全なのか毒なのかを判断
する大切な感覚であり反射的なものです。
もしも、唾液がなくなると、味がわからなくなるだけでなく、口に入った毒や異物を吐き出す
こともできなくなります。
♦お口の中の清潔を保つための自浄作用
食後は、舌の上や頬の隙間、歯と歯の間などに食べかすがたくさん残ります。
飲み物を飲んでも、しばらく、舌の上に残ります。
生きていくために飲んだり、食べたりすることは不可欠ですが、そのたびに
口の中は一時的に食べかすや飲み物が残り、不快になると同時に口腔内細菌の
活動性が高まり、不潔になっていきます。
飲食後は特に唾液を出す必要があります。
飲食後は舌の動きを活発にして、唾液の流れを良くし、口腔内を清掃することが大切です。
♦病気に打ち勝つ免疫作用
お口は消化器の始まりであり、直接内臓とつながっています。また、胃につながっている
と同時に、気管や肺にも連絡しています。肺には、全身の臓器から集められた血液が循環し、
病的および生理的代謝産物を排気します。また、鼻やのどとは直接隣接し、目や耳にも
つながっています。会話のときの口呼吸や飲食に伴い、外界のウィルスや細菌が口から
体内へ取り込まれます。花粉や微細な化学物質は口から入ってきます。
ほとんどの病原菌は口から侵入してきます。
こうした病原菌に対して、唾液には抗菌作用を持つ物質が含まれています。
♦細菌の活動を抑える㏗緩衝作用
口腔内の㏗環境を中性に保ち、口腔内細菌の活動を抑え、快適性を維持します。
♦歯の表面の保護とむし歯予防
歯の成分はカルシウム分が多く、酸に対して非常に弱く、口の中が酸性になると
溶け出し、むし歯の原因になります。
食後は口の中が酸性に傾きますが、唾液が中和し酸から歯を守り虫歯を防ぎます。
♦消化作用
唾液に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷんを分解して消化を助けます。
♦排泄・解毒作用
有毒物質が口に入ったとき、味覚などに違和感があり、毒であると判断すれば
反射的に唾液が出てきて希釈し吐き出せます。
唾液は生きていくためにとても大切なものです。
口が乾燥する人や唾液の量が少ない人は増やすことを考える必要があります。
皆さんこんにちは
最近は不安になるような情報ばかりで、少し出かけるのにも躊躇してしまいますね
とは言え、仕事や買い物など、全く外に出ないと言うわけにもいきませんので、
手洗い・うがいを正しくきちんと行い、しっかりと予防していきましょう!!
【正しい手洗い】
①指輪・時計を外す
②流水で手を洗う(大まかに汚れを落とす・予備洗い)
③石鹸を手に取り、両手のひらをこすり洗いしながら、しっかり泡立てる
④手の甲・指の背を洗い、指の間は、両手を組むようにして指の付け根まで
こすり合わせて洗う
⑤親指は、反対の手でねじるようにして洗う
⑥指先、爪の間は反対の手の手のひらの上で指先をこするように洗う
⑦手首は、反対の手でねじるようにして洗う
⑧流水でせっけんと汚れをしっかり洗い流す
⑨清潔な乾いたタオルで水分をしっかりとふき取る
【正しいうがい】
①口に水を含み、少し強めにブクブクうがいをして吐き出す
②口に水を含んで上を向き、約15秒、喉の奥までガラガラうがいをして吐き出す
③もう一度ガラガラうがいを15秒する
*口の中についている菌を、喉の奥に入れないように先にブクブクうがいで
吐き出すのがポイントです
うがい・手洗いと共に重要なのがマスクです。今は入手困難ですが、
せっかく使うなら、間違った使い方をしないように注意点を確認してみましょう!
●顎にかけない
顎部分に付着していたウィルスなどが、マスクの内側に移る可能性があり、
それをまた口元にかけるとウィルスが体内に侵入する危険がある
●自分に合うサイズ選び
自分の顔にぴったりと合ったマスクを選ぶことはとても重要です。
サイズが大きいとゴムが緩くなり、マスクと顔回りに隙間ができてしまい、
ウィルスなどが侵入しやすくなる
●ノーズフィット部分の密着
ノーズフィット部分のワイヤーを曲げ、鼻筋にしっかりフィットさせる。
隙間ができると、ウィルスが侵入しやすくなる
●鼻をしっかりと覆う
感染・拡散予防のためにも、口だけではなく鼻もしっかりと覆うことが重要。
鼻部分がマスクから出ているとウィルスが侵入しやすくなる
●マスクのフィルターを極力触らない
マスクのフィルター部分を触ると、マスクに付着したウィルスが手に移ったり、
逆に、手からマスクにウィルスを移してしまったりの危険がある
また、手洗い後のアルコール消毒も有効ですが、今は手に入りにくく、テレビでは、
代わりに次亜塩素水と言う言葉が聞かれます。当院で使用しているエコシステムで
生成している殺菌水や、うがいに使用しているポイック水もこの次亜塩素水になります。
塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムとは全く違うもので、不純物を極限まで取り除いた
「超純水」と純度99.9%の「塩」を混合し「電気分解」した、とても安全な殺菌水にな
ります。しかも、安全な上に、ほとんどのウィルスに効果を発揮してくれるので、
今のこの時期、私たちのとても心強い味方になってくれています。
使ってみたいと言う方は、ぜひスタッフにお声がけ下さい