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水分補給

今年も、熱中症に注意!!の季節がやってきましたね1 (69).gif

熱中症の予防と言えば。

第一に思い浮かぶのが「こまめな水分補給」ですね!

まだ、梅雨にもなってないし、そこまで気にしていないよ、とお思いの方!!!

熱中症の危険性は、もう十分に高まっていますし、さらに言えば、水分補給は

熱中症対策だけではなく、毎日の健康・体調管理に大きな影響を与えているのです1 (99).gif

成人の場合、個人差や年齢による差はありますが、体内の水分量は体重の50%~70%を

占めています。

毎日、体から排出される水分と同量の水分補給が必要となります。

健康な成人では、汗や尿、呼吸による蒸発などで、一日に約2500㎖の水が体外に

排出されます。

だからと言って、一日に2500㎖もの水分を補給しなければならない訳ではありません。

毎日の食事からも、一日に約1000㎖の水分を補給することができます。

ただし、一日3食しっかり摂り、偏った食事内容にならないことが条件です。

また、代謝水といって、食べたものの消化・吸収やエネルギーとして燃焼する際に、

300㎖ほどの水が生成されますので、一日に飲んで摂取する水分の量としては、

1200㎖程度になります。

ただ、これはあくまで目安ですので、これからの暑い時期やスポーツをする時など、

たくさんの汗をかくような状況では、失った水分を補うように摂取量も増やす必要があります。

 

水分補給のポイントとしては、「こまめに飲む」ことです。

のどが渇いた、と感じた時には、すでに体内の水分の1%が失われています。

5%の水分が失われると、脱水症状や熱中症の症状が現れます。

ですから、のどが渇いた時に飲むのはもちろんですが、渇いたと感じる前に飲むことが

大事になってきます。

起床時や就寝前、食間など、生活のリズムの中に取り入れていくと良いでしょう1 (80).gif

また、夏の暑い時期、たくさん汗をかくような時は、体内の水分と一緒に電解質も

失われますので、塩分などの補給も忘れずに行いましょう1 (80).gif

 

今は、コロナの感染予防対策として、マスクをつけて外出される方も多いと思います。

マスクをつけていると、呼吸によって口元の湿度が保たれるため、のどの渇きに気づきにくく、

熱中症の危険が高まるそうです。自分自身で、こまめに水分補給をして気を付けることは

もちろんですが、高齢の方やお子さんなどには、様子を見て声がけをしたりなど、

周りの人にも気を配りながら、みんなで厳しい夏を乗り切っていきましょう1 (80).gif

 

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