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サプルメントと薬の飲み合わせ

消費者庁の調べでは、日本の成人の薬6割りが何らかのサプリメントを

使った事があり、健康のため生活に取り入れている人はかなり多く

さらに高齢者では、ほとんどの人がサプリメントと医薬品を

併用しているとされています。

しかし、体によかれと思って飲むサプリメントが

逆効果となるケースもあるようです。

サプリメント情報センター理事の宇野氏によると

「医薬品とサプリメントとを重複摂取すると、

思いもよらない危険な作用が潜んでいることがあります。それなのに、

患者さんは、(自分の飲んでいるサプリメントは、ナチュラルで安全)と

思い込んでいて、飲んでいることを医師や薬剤師に伝えていないケースが多い」

では、いったいどんな組み合わせが危険なのか、宇野氏が

具体例を挙げていましたので、参考にしたいと思います。

セサミンと降圧薬

ゴマに含まれるセサミンは、強い抗酸化作用を持ち生活習慣病の予防や

アンチエイジングなどの効果が期待されますが、血圧を低下させる可能性もあります。

つまり、降圧薬と併用すると予想以上に血圧を低下させてしまうおそれがあり。

DHAと糖尿病治療薬

魚の脂肪に多く含まれ、中性脂肪やコレステロールの低下、動脈硬化予防などが

期待されるDHAですが、同時に血糖値を上昇させる可能性を秘めています。

糖尿病治療薬と併用すると効果を弱めてしまうおそれがあるので、

血糖値を注意深く監視する必要があります。

EPAと抗圧薬

EPAも魚の脂肪に多く含まれる物質で、主に血液に働きかけ血栓を防いで

血流を潤滑にする効果が高いといわれていますが、血圧を下げる可能性が

指摘されたいます。

コエンザイムQ10とワルファリンカリウム

美容にいいといわれるコエンザイムQ10は強力な抗酸化作用を持ち

動脈硬化の危険因子と言われる(悪玉)コレステロールの抑制や、

生活習慣病予防が期待されます。しかし、血液凝固を促進する可能性があり

慢性心不全などの患者に処方されるワルファリンカリウムという薬の

抑制効果を弱めてしまうおそれが指摘されています。

ローヤルゼリーとワルファリンカリウム

5大栄養素を豊富に含みアンチエイジング、疲労回復など効果が期待されて

いますが、血液凝固を増強することがあり、青あざ(紫斑)の発生や

出血の可能性がたかまります。

ナットーキナーゼと抗血栓薬

納豆のネバネバに含まれるたんぱく質分解酵素は血液をサラサラにすると

いわれ心筋梗塞、脳梗塞、生活習慣病の予防に効果が期待されていますが、

紫斑や、出血が現れる可能性が高くなってしまいます。

ギャバ(GABA)と降圧薬

チョコレートやココアの原料であるカカオに含まれているギャバ

不安軽減、痙攣予防、鎮痛軽減を持つ可能性があるとされています。

しかし血圧が下がりすぎるおそれがあります。

アルギニンと降圧薬

うなぎやにんにくに含まれ精力剤としても使われ、免疫力強化、筋肉増強など

期待されていますが、血圧の下がりすぎに注意

 

サプリは薬じゃない と思って医師や薬剤師に申告し忘れると、思いもよらない

副作用が現れてしまう可能性があるみたいです。注意したいものです1 (97).gif

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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