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口腔機能の虚弱

高齢者の方で、お口の動きが悪くなり、うまく噛めない食べ物が増えると、十分な

栄養が摂れなくなります。

また、滑舌が悪くなり、話しにくくなるので会話や人との交流が少なくなりやすく

その結果、からだを動かすことが減り、家に閉じこもりがちにはります。特に

高齢のかたは、その危険性が高くなります。

このように口腔機能が虚弱になることを「オーラルフレイル」といいます。

オーラルフレイルが発端となって心身の虚弱な状態を招くことがあります。

歯が健康で口腔機能が維持できている人ほど、生活機能も高いという関係もはっきりしています。

・歯の本数が多いほど寿命が長い

・残っている歯が多いか、入れ歯を使って口腔機能を維持できている人ほど、認知症のリスクが低くなる

・失った歯が多いほど転倒しやすい

・口腔ケアをすることが肺炎予防につながり体調を維持できる。

オーラルフレイルにならないようにするには、どうしたら良いでしょうか。

それには口腔機能を保つことが一番大切です。そして口腔機能の軽度な衰えに早く気づくことがとても

たいせつです。

また、衰えてきたと思ったら、早期に改善策をとることがオーラルフレイルの予防につながります。

では、具体的に何が必要かというと若い時期から定期的な歯科検診と治療をうけて、失った歯は

補うことが大切です。

また、毎日自分で行えることは次のようなことがあります。

①噛むこと、飲み込むことの良い状態を保つ

噛む力があることや噛める状態を保っているか、むせずに飲み込む力

があるかが重要です。筋肉の力が衰えてしまうと、噛むことや飲み込むことが難しくなり

十分な栄養が摂れなくなることにもつながります。

噛むことや飲み込む力を保つには、口の周りや首などをよく動かすことが良いでしょう。

「パタカラ体操」や「お口の体操」などが効果的です。

継続して行うことにより、噛むことや飲み込むちからを保つこと以外にも、唾液の分泌を

よくする、発音がはっきりする、表情が豊かになるなどの効果も期待できます。

②口腔乾燥の予防

唾液は食べ物をまとめ、送り込むためや、口腔の粘膜を保護するために必要です。

その他にも消化・殺菌・緩衝作用など多くの働きをしています。加齢や服用している薬の影響などで

唾液の量が減ったり、出にくくなると、口の中の汚れが停滞しやすくなります。また、口腔の乾燥が

強いと舌が動きにくくなり「食べ物を送り込みにくい」「飲み込みにくい」『話しにくい」などの

問題が起きることがあります。唾液が少ないと感じたら唾液腺マッサージも有効です。

また、水分摂取量が少ないと口腔内も乾燥し脱水症状になることもあります。

毎日できることを続け、定期的な歯科検診などでオーラルフレイルを予防しましょう。

 

 

 

 

 

 

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