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小腸ケア

皆さんこんにちは1 (32).gif

今回は、歯周病予防のための小腸ケアについて、お話ししたいと思います。

なぜ、小腸なのか・・・?と言うと、体に害を及ぼす物質や細菌が体内に入り込んだとき、

戦ってくれるのが免疫細胞なのですが、なんと、そのうち6~7割が小腸に存在しているのです。

小腸は外から入ってきた食べ物を体内へと取り込む重要な場所で、そこに住む免疫細胞を

活性化させることで、体内の細菌と戦う力が強くなります。

その活性化された小腸内の免疫細胞が、歯周病菌にも立ち向かってくれるのです。

①お口の中でトラブル発生

歯ぐきの中で歯周病菌が増えると、歯肉周辺の免疫細胞たちが戦い始めます。この戦って

いる状態が、腫れ・出血といった症状です。「どこかで異常は起きていないか」と体 内を

パトロールしている免疫細胞は、この緊急事態を感知し、小腸へ信号を送ります。

②小腸内の免疫細胞たちがSOSをキャッチ!!

SOSを受けるのは、小腸内に住む免疫細胞です。小腸は臓器の中でも重要な役割を担って

いるため、鍛えられた強者たちが集まっています。口腔内の異常事態を知り、助けに行く

準備を始めます。

③リンパ節を通って先鋭たちが口腔内へ出動

パトロール隊から要請を受けた小腸内の免疫細胞たちは、リンパ節を通りながら口腔内へと

出動します。もともと歯肉周辺にいた免疫細胞と一緒に歯周病菌と戦い始めます。

 

このように、免疫細胞が強ければ強いほど、歯周病菌に対抗できる力は大きくなるのです。

では、どのような方法で小腸内の免疫細胞を活性化させるのか?

それは、乳酸菌です!!

乳酸菌と言うと、多くの方はヨーグルトを思い浮かべるかとおもいますが、ヨーグルトは

あくまで整腸が目的となります。

免疫細胞を活性化してくれるのは、HKLー137と言う乳酸菌です。

今のところ、サプリメントが主流のようです。世に出ている乳酸菌の多くは、大腸の

善玉菌を増やす素材になります。しかし、最近何かと注目を集めているのが、免疫細胞に

働きかける乳酸菌です。中でも、HKL-137と言う乳酸菌は、小腸まで確実に届き、

免疫細胞を直接活性する力があるそうです。

その仕組みとは・・・

食べ物と一緒にHKL-137が小腸にたどりつく→

腸壁に待機している免疫細胞に引き寄せられ、取り込まれる→
免疫細胞の力が高まる

実は私もネットで、HKL-137の入った乳酸菌のサプリメントを、早速注文してみました。

風邪予防やお肌の調子も整えてくれるそうで、とても楽しみです1 (81).gif

続けてみて、その効果の程を、また報告させていただきたいと思います1 (21).gif

 

 

 

 

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