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自律神経の乱れからくる不調とは

皆さんこんにちは1 (24).gif

あと少しでゴールデンウィークですね!

当院では5/3~5/6まで休診になっています。

本来ならウキウキのゴールデンウィーク・・・

私は帰省して地元のさくら祭りへ行く予定だったのですが、早々に予定をキャンセルし仙台の自宅でのんびりすることになりました1 (89).gif

恐らく多くの皆様も私と同じようにおうちで過ごされるのではないかと思われます。

コロナ疲れやコロナ鬱など、最近TVなどでよく聞きますが、ずっと自宅に籠っていると精神的にもつらくなりますよねicon_cry.gif

 

外出自粛要請が出てから数日・・・このような症状は出ていないですか?

  • 微熱
  • 動悸、胸部圧迫感、胸痛
  • 息苦しい
  • 吐き気、胃部不快感、腹痛、下痢、便秘
  • 頭痛、頭重感
  • 目が疲れやすい、乾きやすい
  • めまい、耳鳴り、立ちくらみ
  • 口が乾く、味覚がおかしい
  • 喉のつまり感        などなど

あれ?と思われるこれらの症状・・・

実は自律神経の乱れからくる不調なのです1 (45).gif

自律神経とは、その時々の体の状況に応じて自分の意志とは無関係に自動的に働き、体内をいい状態に保ち続ける神経です。内臓の動きや血流管、体温の調節といった身体の機能を調節する働きをもっています。

ストレスはありませんか?自宅から出ないからと食事を疎かにしていませんか?

ストレスや寝不足、不規則な生活などが続くと、この自律神経のうち交感神経が優位な状態が続きます。

交感神経と副交感神経のバランスを乱してしまうとさまざまな不調が出てくるのです。

したがって適度にリラックスを取り入れて副交感神経もバランスよく働かせる必要があります。

自律神経を整える方法はさまざまあるようなので、今回はその中の一部をご紹介しますね

①生活のリズムを整える
早寝早起き、3食決まった時間に食べるなど、規則正しい生活を心がけましょう

②適度な運動をする
今はYouTubeなどの動画サイトでエクササイズ動画やダンス動画など沢山上がっていますので、外出しなくてもおうちで動画を見ながら運動ができますよ
家の掃除もやり方次第で結構な運動になりますし、おすすめです
運動不足解消のため、無理しない程度で身体を動かしましょう

③ゆったりと入浴
ぬるめのお湯にゆったりと時間をかけてつかるといいですよ
入浴剤やアロマテラピーを用いたり電気を消してみたり、自分に合ったリラックス方法を見つけてみましょう

④深呼吸をする
意識的に深く息を吐くことで副交感神経の働きが高まります
深呼吸が難しい方はまずため息から始めてみましょう
深呼吸はいつでもどこでも簡単にできるリラックス方法ですよ

 

どんどん暖かくなってきて天気のいい日はお出かけしたくなりますが、今は辛抱の時1 (45).gif

ストレスと上手に付き合って、ステイホームです1 (74).gif

辛くなったら深呼吸ですよ1 (48).gif

 

 

 

2020年04月24日 13:29|コメント(0)トラックバック

体の中から免疫力アップ!!

こんにちは1 (6).gif

今、コロナの影響でお家時間が増え、大変な思いをされている方が多いと思います。

手洗いやうがい、触った所の除菌も大切です。

忘れがちなのがタブレットやスマホです1 (45).gif

私も帰ったら必ず拭いてます1 (45).gif

 

今回は体の中からも強くということで食事面から免疫力アップをテーマにicon_biggrin.gif1 (48).gif

<<免疫力をアップする食事!4つのポイント>>

①良質のたんぱく質で粘膜や免疫細胞をパワーアップ

タンパク質=プロテインは、ギリシャ語で『いちばん大切な』という言葉が由来です。その名の通り、骨や筋肉は勿論、血液、皮膚、ホルモン免疫細胞など

私達の身体を構成するあらゆるものがタンパク質 から合成されています。

不足すると皮膚や粘膜が弱くなり免疫力はパワーダウン。毎日の食事で良質なタンパク質を摂りましょう。

②乳酸菌や食物繊維で腸内の善玉菌をふやして腸を元気に

食べ物を通して体の中に侵入しようとする外敵をブロックし、栄養素を吸収している腸は、全身の免疫システムの重要拠点です。

腸内には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が腸内環境を整えて免疫細胞の働きを助けています。善玉菌を食事に取り入れるとともに、腸内環境を美化する食物繊維    も補い腸を元気に保ちましょう。

③ビタミンA(B‐カロテン)で粘膜を強くして喉や鼻をガード

全身をおおう皮膚や粘膜は、身を守るバリアです。特に鼻や喉の粘膜には細菌やウイルスが真っ先に入ってくる場所。その場所を健全に保つために

ビタミンAを積極的に摂りましょう。

④イオウ化合物やビタミンC・Eで免疫力を活性化!攻撃力もサポート!

ユリ科やアブラナ科の野菜類に多く含まれるイオウ化合物(植物に含まれる色や香り、苦味などの成分でファイトケミカルの一種)は、

免疫細胞を活性酸素から守る働きがあるとして注目されています。

そして、免疫細胞の働きを高めるビタミンCや活性酸素を消去するビタミンEもしっかり補給しましょう!

 

ストレスが多いと免疫力が低下する

ストレスが全くないと言える人はほとんどいないと思います。体と心を休めるためには睡眠が一番大切です。

免疫力を高めるためにも1日7~8時間は眠ることが大切だそうです。皆さんも経験があるかと思いますが、睡眠不足が続いていたり、

よい眠りができていなかったりすると風邪をひいたり、体調を崩したりします。十分な睡眠をとっていると免疫力が上がり、病気になりにくくします。

そして、良い睡眠をとるためには入浴はかかせません。1日の疲れをリセットする入浴はシャワーだけで済まさず湯舟につかり、リラックスしましょう。

 

 

皆さん、体調に気を付けてお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

2020年04月21日 11:28|コメント(0)トラックバック

唾液のパワー

唾液には重要な役割があります。

お口は細菌やウイルスなどのいろいろ病原微生物が侵入しやすい構造になっています。

そのため、唾液はあらゆる病原微生物に対抗する力を持っています。

♦会話や活舌、嚥下のための潤滑油

口で呼吸をしながら舌を動かして発音し、会話します。

舌がなめらかに動くためには、舌の動きと唾液の流れが重要です。

潤滑油のような唾液が流れることで、会話がスムーズになり、物を飲み込むこともできます。

♦味覚を感じるための溶媒、吐き出すための溶液

味覚は食欲を促進させるだけでなく、口にした物が食べ物として安全なのか毒なのかを判断

する大切な感覚であり反射的なものです。

もしも、唾液がなくなると、味がわからなくなるだけでなく、口に入った毒や異物を吐き出す

こともできなくなります。

♦お口の中の清潔を保つための自浄作用

食後は、舌の上や頬の隙間、歯と歯の間などに食べかすがたくさん残ります。

飲み物を飲んでも、しばらく、舌の上に残ります。

生きていくために飲んだり、食べたりすることは不可欠ですが、そのたびに

口の中は一時的に食べかすや飲み物が残り、不快になると同時に口腔内細菌の

活動性が高まり、不潔になっていきます。

飲食後は特に唾液を出す必要があります。

飲食後は舌の動きを活発にして、唾液の流れを良くし、口腔内を清掃することが大切です。

♦病気に打ち勝つ免疫作用

お口は消化器の始まりであり、直接内臓とつながっています。また、胃につながっている

と同時に、気管や肺にも連絡しています。肺には、全身の臓器から集められた血液が循環し、

病的および生理的代謝産物を排気します。また、鼻やのどとは直接隣接し、目や耳にも

つながっています。会話のときの口呼吸や飲食に伴い、外界のウィルスや細菌が口から

体内へ取り込まれます。花粉や微細な化学物質は口から入ってきます。

ほとんどの病原菌は口から侵入してきます。

こうした病原菌に対して、唾液には抗菌作用を持つ物質が含まれています。

♦細菌の活動を抑える㏗緩衝作用

口腔内の㏗環境を中性に保ち、口腔内細菌の活動を抑え、快適性を維持します。

♦歯の表面の保護とむし歯予防

歯の成分はカルシウム分が多く、酸に対して非常に弱く、口の中が酸性になると

溶け出し、むし歯の原因になります。

食後は口の中が酸性に傾きますが、唾液が中和し酸から歯を守り虫歯を防ぎます。

♦消化作用

唾液に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷんを分解して消化を助けます。

♦排泄・解毒作用

有毒物質が口に入ったとき、味覚などに違和感があり、毒であると判断すれば

反射的に唾液が出てきて希釈し吐き出せます。

 

唾液は生きていくためにとても大切なものです。

口が乾燥する人や唾液の量が少ない人は増やすことを考える必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年04月04日 13:51|コメント(0)トラックバック
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