医院ブログ|仙台市 泉区の市名坂歯科医院

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舌の役割

皆さんのお口の中にあるもので、一番に思い浮かぶのと言えば「歯」だと思います。

が、健康な毎日を過ごすために欠かせないものとして、実は「舌」も歯と同じくらい

重要な器官になります。

今回はこの「舌」の役割に注目してみたいと思います。

 

味覚

舌の表面には味覚を感じるための味蕾(みらい)と呼ばれる小器官があります。

味蕾は味細胞の集まりで、甘味・塩味・苦味・酸味の基本味と、うまみを感じることが

できます。これらの味が複雑に混じり合い、人は「おいしさ」を楽しむことができる

ようになります。甘味と塩味は舌先で、苦味は舌の根元、酸味は舌の横で感じられます。

味蕾の大部分は舌にありますが、頬の内側や唇にも点在します。

 

咀嚼(噛んで細かくすること)と嚥下(飲み下すこと)

食べ物を咀嚼する時、舌は食べ物を上の歯と下の歯の間に移動させ、歯で食べ物を噛み

砕く時には、舌で食べ物を保持します。そして、噛み砕かれて細かくなった食べ物を集

め、反対側の歯に移動させ、再度咀嚼させます。

食べ物が飲み込めるほど十分細かくなると、舌は食べ物を集めて咽頭に送り込みます。

咽頭から食道へ食べ物を送り込むには、舌で押し込むための筋力が必要になります。

咀嚼・嚥下をしやすくするために、食べ物と唾液を混ぜ合わせるのも舌の役割になり

ます。

舌はこのような重要な役割を担っているため、舌の機能が低下すると、食べ物が上手に

食べられなくなってしまいます。これが咀嚼・嚥下機能障害です。

 

発音

舌は、言葉を発生する際にも重要な役割も担っています。言葉の発生は、肺から押し出

される空気が声帯が狭まることにより振動し、口の中の共鳴によって色々な音に変化され

作られています。舌は、異なった音を発する手助けをするために柔軟に動きます。普段私

たちは、何気なく言葉を発していますが、舌が上手く機能しないと、言葉が上手く出せな

かったり、不明瞭な発音になってしまいます。

 

歯並び

舌の存在は、歯並びをきれいに保つことにも関わってきます。舌があることにより歯を

内側から支えていますが、その舌が片方に偏っていたり、特定の歯を押すなどの舌癖が

あると歯並びの乱れに繋がります。

また普段舌先は、上の前歯の少し後ろにあるスポットと言われる位置にありますが、

口呼吸や子供の頃の指しゃぶりなどの影響で、舌の位置が下がり、前歯に常に当たって

しまい、飲み込む時に前歯を強く押しすようになり、歯並びが広がってしまったり、前歯

が前方に出てしまう事もあります。

 

また、舌を動かすことにより唾液もよく分泌することができます。唾液には、食べ物を

飲み込みやすくしたり、感染症を予防したり、その他多くのメリットがあります。

この事を意識して、身体の運動と共に、舌の運動も毎日の習慣として取り入れてみては

いかがでしょうか?

2020年12月04日 13:34|コメント(0)トラックバック

欠損放置

皆さんこんにちはicon_biggrin.gif

残暑も厳しく、過ごしやすい秋が待ち遠しいですね1 (59).gif

さて、今回は歯が抜けたままになっていると・・・というお話です。

 

むし歯や歯周病、事故などの損傷で、1~数本程度の歯を失ってしまった場合、

それ以上歯を失ってしまわないよう、注意が必要になります。1~数本失って

しまった場合、ブリッジや義歯などで、失った部分を補うようになりますが、

その、欠損部を補うために入れたはずのブリッジや義歯によって、更に歯を

失ってしまうリスクが高まることになります。

ブリッジの支台となる歯や、義歯のバネを掛ける歯には、過度の負担がかかる

ためです。そうならないためにも、ブリッジや義歯を入れた場合には、それまで

以上の予防とケアが必要となります。

また、そういうリスクを避けるためにも、インプラント治療は有効になりますので

1つの選択肢として、考えてみるのも良いと思います。

 

歯の欠損を放置したままにしていると、様々なリスクが生じてきます。

隣在歯の傾斜(隣の歯が失った歯の方向へ倒れ込んでくること)、対合歯の

挺出(咬み合わせる歯を失ったことにより、失った歯の方向へ歯が出てくること)が

起き、さらにこれにより、咬み合わせも変化してしまい、顎関節にも悪影響を及ぼします。

また、前述のように、1本の歯を失うことにより、多数の歯を失うリスクも高まります。

咀嚼能力の低下により、脳の認知領域の変化が起こり、認知症の発症を引き起こすことが

あります。

ADLの低下を招き、免疫能力低下、嚥下機能低下により、肺炎に掛かりやすくなります。

1本歯を失うごとに転倒のリスクが高まっていき、65歳以上で、残りの歯が19本以下の

方は、転倒のリスクが2.5倍になります。高齢の方の場合には、転倒により大腿部骨折

などしてしまうと、それがきっかけとなり、寝たきりになってしまうことがあるので、

特に気を付けなければいけません。

20本の歯が残っている人は、食事を「おいしい」と感じられるそうです。逆に、11本

程度しか残っていない人は、食事を「おいしくない」と感じるそうです。

 

欠損歯を放置している場合、「1本2本無くても、大して困らないから」などと放置せず、

何らかの方法で、バランスよく咬めるようにすることが大事になります。

不幸にも、1本の歯を失ってしまったとき、それにより、これから起こりうるリスクを

考え、次々と歯を失ってしまうことに繋がらないように、最善の方法を考えていきましょう。

2020年09月05日 14:54|コメント(0)トラックバック

水分補給

今年も、熱中症に注意!!の季節がやってきましたね1 (69).gif

熱中症の予防と言えば。

第一に思い浮かぶのが「こまめな水分補給」ですね!

まだ、梅雨にもなってないし、そこまで気にしていないよ、とお思いの方!!!

熱中症の危険性は、もう十分に高まっていますし、さらに言えば、水分補給は

熱中症対策だけではなく、毎日の健康・体調管理に大きな影響を与えているのです1 (99).gif

成人の場合、個人差や年齢による差はありますが、体内の水分量は体重の50%~70%を

占めています。

毎日、体から排出される水分と同量の水分補給が必要となります。

健康な成人では、汗や尿、呼吸による蒸発などで、一日に約2500㎖の水が体外に

排出されます。

だからと言って、一日に2500㎖もの水分を補給しなければならない訳ではありません。

毎日の食事からも、一日に約1000㎖の水分を補給することができます。

ただし、一日3食しっかり摂り、偏った食事内容にならないことが条件です。

また、代謝水といって、食べたものの消化・吸収やエネルギーとして燃焼する際に、

300㎖ほどの水が生成されますので、一日に飲んで摂取する水分の量としては、

1200㎖程度になります。

ただ、これはあくまで目安ですので、これからの暑い時期やスポーツをする時など、

たくさんの汗をかくような状況では、失った水分を補うように摂取量も増やす必要があります。

 

水分補給のポイントとしては、「こまめに飲む」ことです。

のどが渇いた、と感じた時には、すでに体内の水分の1%が失われています。

5%の水分が失われると、脱水症状や熱中症の症状が現れます。

ですから、のどが渇いた時に飲むのはもちろんですが、渇いたと感じる前に飲むことが

大事になってきます。

起床時や就寝前、食間など、生活のリズムの中に取り入れていくと良いでしょう1 (80).gif

また、夏の暑い時期、たくさん汗をかくような時は、体内の水分と一緒に電解質も

失われますので、塩分などの補給も忘れずに行いましょう1 (80).gif

 

今は、コロナの感染予防対策として、マスクをつけて外出される方も多いと思います。

マスクをつけていると、呼吸によって口元の湿度が保たれるため、のどの渇きに気づきにくく、

熱中症の危険が高まるそうです。自分自身で、こまめに水分補給をして気を付けることは

もちろんですが、高齢の方やお子さんなどには、様子を見て声がけをしたりなど、

周りの人にも気を配りながら、みんなで厳しい夏を乗り切っていきましょう1 (80).gif

 

2020年06月19日 14:17|コメント(0)トラックバック

正しく予防!!

皆さんこんにちは1 (7).gif

最近は不安になるような情報ばかりで、少し出かけるのにも躊躇してしまいますねicon_rolleyes.gif

とは言え、仕事や買い物など、全く外に出ないと言うわけにもいきませんので、

手洗い・うがいを正しくきちんと行い、しっかりと予防していきましょう!!

【正しい手洗い】

①指輪・時計を外す

②流水で手を洗う(大まかに汚れを落とす・予備洗い)

③石鹸を手に取り、両手のひらをこすり洗いしながら、しっかり泡立てる

④手の甲・指の背を洗い、指の間は、両手を組むようにして指の付け根まで

こすり合わせて洗う

⑤親指は、反対の手でねじるようにして洗う

⑥指先、爪の間は反対の手の手のひらの上で指先をこするように洗う

⑦手首は、反対の手でねじるようにして洗う

⑧流水でせっけんと汚れをしっかり洗い流す

⑨清潔な乾いたタオルで水分をしっかりとふき取る

 

【正しいうがい】

①口に水を含み、少し強めにブクブクうがいをして吐き出す

②口に水を含んで上を向き、約15秒、喉の奥までガラガラうがいをして吐き出す

③もう一度ガラガラうがいを15秒する

*口の中についている菌を、喉の奥に入れないように先にブクブクうがいで

吐き出すのがポイントです1 (99).gif

 

うがい・手洗いと共に重要なのがマスクです。今は入手困難ですが、

せっかく使うなら、間違った使い方をしないように注意点を確認してみましょう!

●顎にかけない

顎部分に付着していたウィルスなどが、マスクの内側に移る可能性があり、

それをまた口元にかけるとウィルスが体内に侵入する危険がある

●自分に合うサイズ選び

自分の顔にぴったりと合ったマスクを選ぶことはとても重要です。

サイズが大きいとゴムが緩くなり、マスクと顔回りに隙間ができてしまい、

ウィルスなどが侵入しやすくなる

●ノーズフィット部分の密着

ノーズフィット部分のワイヤーを曲げ、鼻筋にしっかりフィットさせる。

隙間ができると、ウィルスが侵入しやすくなる

●鼻をしっかりと覆う

感染・拡散予防のためにも、口だけではなく鼻もしっかりと覆うことが重要。

鼻部分がマスクから出ているとウィルスが侵入しやすくなる

●マスクのフィルターを極力触らない

マスクのフィルター部分を触ると、マスクに付着したウィルスが手に移ったり、

逆に、手からマスクにウィルスを移してしまったりの危険がある

 

また、手洗い後のアルコール消毒も有効ですが、今は手に入りにくく、テレビでは、

代わりに次亜塩素水と言う言葉が聞かれます。当院で使用しているエコシステムで

生成している殺菌水や、うがいに使用しているポイック水もこの次亜塩素水になります。

塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムとは全く違うもので、不純物を極限まで取り除いた

「超純水」と純度99.9%の「塩」を混合し「電気分解」した、とても安全な殺菌水にな

ります。しかも、安全な上に、ほとんどのウィルスに効果を発揮してくれるので、

今のこの時期、私たちのとても心強い味方になってくれています。

使ってみたいと言う方は、ぜひスタッフにお声がけ下さい1 (94).gif

 

2020年03月19日 13:33|コメント(0)トラックバック

バイオフィルム

皆さんこんにちは1 (90).gif

冬本番も、もうすぐそこですね1 (82).gif今年は、インフルエンザの流行も早いようですが、

みなさんは大丈夫でしょうか?

さて、今回はバイオフィルムについてです。バイオフィルムと言う言葉、聞いたこと

あるでしょうか?

バイオフィルムとは、粘性のある細菌膜で、その中に複数の細菌が共存して、

個体の表面に付着した状態のものの総称です。

バイオフィルム形成は、浮遊菌が個体の表面に付着することで始まります。

その後、堆積・増殖しつつ、さらに浮遊している他の細菌を仲間に引き入れ、

バイオフィルムを大きく成長させていきます。すると、またさらに他の細菌が

引き寄せられて付着し、細菌の集団のバイオフィルムはどんどんと栄えます。

バイオフィルムは自然界にも広く存在し、個体と水があれば、あらゆるところに

存在します。身近なところでは、キッチンの三角コーナーや排水溝のヌメヌメ、

川底にある石の表面を覆っているヌルヌルした膜状のものなどもバイオフィルム

です。

歯の表面にも、このバイオフィルムは形成されます。歯は個体で、唾液という液体

が周りを囲んでいます。また、お口の中はバイオフィルムが繁殖するには、温度も

栄養も最適な環境な上、歯は皮膚や粘膜のように新陳代謝などによって剥がれ落ち

たりしないので、バイオフィルムが定着・成長しやすくなります。

消毒薬や抗生物質は、浮遊菌やバイオフィルム表層の菌には効果を発揮しますが、

バイオフィルムは多糖体というバリアを張ってしまうため、中に浸透していかず、

中心部の細菌を攻撃することが、ほとんどできません。

また、キッチンのヌメヌメ汚れを思い出していただくとわかると思いますが、

これは水、さらに洗剤を使っても簡単には落ちず、たわしやスポンジでこすり洗いを

して、ようやく落とせるほど強固に付着しています。

ですから、お口の中のバイオフィルムもこれと同じで、唾液による洗浄効果や

洗口液でのうがいでは落とすことができず、また、歯ブラシで磨いても、磨き残しの

出やすい所(歯と歯ぐきの境目・歯と歯の間・かぶせ物と歯ぐきの境目・詰め物の周り

など)に残り、歯磨きでも完全に落とすことはできません。

バイオフィルムをしっかり除去するためには、セルフケアとしての正しい歯磨きに加え、

歯科医院に定期的に通って受けるプロフェッショナルケア(機械や専用の器具などを

用いて行う定期的なクリーニング)が必要になります。

セルフケアプロフェッショナルケアで、虫歯や歯周病の原因菌が多数存在している

バイオフィルムを取り除き、お口の健康を守っていきましょう!!!

 

 

 

 

2019年12月17日 19:07|コメント(0)トラックバック

歯並びについて

皆さん、こんにちはicon_biggrin.gif今日は歯並びについてです。

外国の方から見ると、「日本人は歯並びが悪い」と思われているそうです。

欧米では、会話のときに表情やジェスチャーに加え、笑顔のときには歯を見せて

信頼関係を築く「歯を見せる文化」があります。

歯並びが悪い人は社会的に信頼が薄いイメージもあり、きれいな歯並びには

とてもこだわりがあり、歯並びが悪い場合は子供の頃から矯正をする風潮がある

そうです。日本でも昔に比べ、矯正治療を受ける人は増えていますが、欧米に比べ

まだまだ少ないのが現状です。

そもそも、どうして歯並びが悪くなってしまうのかと言うと・・・

遺伝によるもの

●生まれつき歯の大きさや顎の大きさに問題がある

●通常より、歯の本数が足りない、または多い

●親知らずが生えてきて、圧迫する

習慣やクセによるもの

●指しゃぶりや爪噛みなどの子供の時のクセ

●口呼吸

●頬杖をつく、舌で歯を押すなどの悪習慣

●いつも同じ向きで寝る

●やわらかい食べ物を好んで食べる

むし歯や歯周病

むし歯の治療によって、歯を削ったり抜いたりすることで、歯並びにズレが生じ

やすくなります。また、歯周病になると歯の根元が弱くなってしまうので、歯が

しっかりと支えられなくなり、歯並びを悪くすることがあります。

 

では、歯並びが悪いことによって起こることとは・・・

むし歯・歯周病・口臭

歯並びがデコボコしていると、そこには磨き残しが発生しやすくなり、むし歯や

歯周病のリスクが高まります。また、咬み合わせが悪いと、口が閉じにくくなり、

口呼吸になってしまう人も多くいます。このような人は、唾液の量が少なくなり、

お口の中が乾燥してしまい、むし歯や歯周病が進行しやすくなります。更に、

このような環境は、口臭の発生・悪化にもつながります。

咀嚼機能低下

歯並びや咬み合わせが悪いと、上下の歯の咬み合ってる場所は当少なくなり、

咀嚼効率は悪くなります。矯正治療で咬み合わせを正常にすることにより、咀嚼機能

が上がり、胃腸への負担も軽減することに繋がります。

発音

歯に隙間があったり、前歯が咬み合わない、咬み合わせが逆、等で特定の音が発音し

にくかったり、活舌が悪くなったりします。

顎関節症

歯並びが悪いことで、顎関節に不均等な力がかかり、その負担によって顎関節症となる

可能性があります。

 

その他、歯並びの問題は全身のバランスにも影響を及ぼし、頭痛や肩こり、倦怠感など

身体の不調の原因にもなると言われています。

ご自身の咬み合わせや、お子様の歯並びなど、気になることがあれば、一度相談して

みると良いでしょう1 (67).gif

2019年10月10日 13:27|コメント(0)トラックバック

夏本番!

こんにちはicon_biggrin.gif

数日前までは梅雨空が続き、ハッキリしないお天気でしたが、急に夏本番のような

暑さになりましたね!皆様、体調は崩されていませんか?

暑い日が続くと夏バテも心配ですよね1 (69).gif

夏バテといえば、疲労・食欲不振・倦怠感・・・考えるだけで、憂鬱になりますね。

夏バテの原因としてよく聞かれるのが、水分・ミネラル・ビタミンの不足です。

夏には汗をたくさんかきます。汗には水分の他、ミネラルやビタミンも含まれて

いて、汗をかくことによって、それらも体外に排出されてしまいます。排出されたぶんを

食事で補えればよいのですが、夏には冷たいそうめんなどのさっぱりしたものばかりを

選びがちになってしまい、結果、ビタミン・ミネラルの不足が続き、夏バテの症状に

つながってしまいます。

また、室内外の温度差によっても、夏バテの症状が出やすいとも言われています。

私たちの体の中では、体温調節のために自律神経が働いています。暑い屋外とエアコンの

効いた涼しい室内を行き来することで、自律神経のバランスに乱れが生じ、倦怠感、

食欲不振などの症状が出やすくなるのです。熱中症対策としては、エアコンは必須ですが、

温度調節に気を配るのは大事ですね。

夏バテは、お口の中にも起こります。

夏バテで体の免疫力が落ちている時は、お口の中の細菌の活動が活発になってしまいます。

そのうえ、通常であれば、唾液による自浄作用で、ある程度は菌の繁殖が抑えられるので

すが、暑い夏、汗を多くかくことにより体内の水分が減り、唾液の分泌量も減ってしまい、

その自浄作用に期待ができなくなるのです。しかも、暑い日に選びがちな、のど越しの良い

食事は、咬む回数も少ないので、唾液の分泌を促進しにくくなります。

これら、菌の活動の活発化や唾液の減少は、口臭の大きな原因にもなるので、お口の夏バテ

にも気を付けていきたいところです。

元気な毎日を過ごすためにも、体力作りはとても重要なことです。無理なく行える程度に

歩くことを日常生活の中に取り入れ、汗をかくことで体温を下げ、熱をためない体作りを

目指してみましょう!

また、暑さで体力が消耗してしまうと、面倒だなぁ~・・・と思うことも多くなると思い

ます。歯磨きもその一つかもしれません。しかし、前述したように、お口の夏バテによる

口内環境の悪化が心配されます。菌の活発化は口臭だけではなく、歯周病や虫歯の進行も

促進します。お口の中もしっかりケアして、美味しいものをたくさん食べて、暑い夏に

負けないように乗り切りましょう1 (117).gif

 

 

2019年07月27日 13:54|コメント(0)トラックバック

歯ぎしり

みなさん、こんにちはicon_biggrin.gif

季節の変わり目や新生活などで、ストレスや疲れがたまりやすい

時期ですね1 (70).gif

みなさんは、朝起きた時や夕方など、顎が疲れていたり、歯がしみ

るような感じがしたり、お口が開けにくかったりしたことはありませ

んか?そういった経験のある人は、無意識のうちに歯ぎしりをしたり、

歯を食いしばったりしていることがあるかもしれません。この、歯ぎ

しりや食いしばりは、「ブラキシズム」とも言われ、ストレスや疲れ

などが大きく関わっていて、眠りの浅い時に起こりやすいと言われて

います。

ブラキシズムには大きく分けて3つの種類があります。

①グラインディング

就寝中にギリギリ・コリコリと上下の歯をすり合わせる歯ぎしり

②タッピング

カチカチと上下の歯を素早く咬み合わせる歯ぎしり

③クレンチング

上下の歯を強く噛みしめたり、食いしばったりする

歯ぎしりや食いしばりによる悪影響

①歯ぎしりや食いしばりでは、非常に強い力が顎関節に掛かります。

これが、顎関節症の原因となることがあります。

②知覚過敏の原因となることがあります。

③歯周病が悪化することがあります。

④重症化すると、歯が極度にすり減ったり、最悪の場合、歯が破折

してしまうことがあります。

⑤頭痛や肩こりなどの原因となることがあります。

また、歯ぎしりは大人だけでなく、子供も歯ぎしりをします。

10歳以下の子供では、3人に1人の割合で歯ぎしりをしていると

言われています。

子供の歯ぎしりの音が大きくて、心配されているお母さんも多いと

思いますが、その原因は成長の過程で起きるものが大半で、心配の

いらないものが多いです。

子供の歯ぎしりは、歯が生えたばかりの赤ちゃんの頃から始まります。

歯ぎしりにより、乳歯を摩耗させることで同時に永久歯の生えてくる

位置を確定させています。また、上顎を鍛えるためとも考えられてい

ます。ただ、全て永久歯に生え変わった後も歯ぎしりが続いているよう

な時は、ストレスによるもの、歯並びの問題、癖などの可能性もあるの

で、一度、歯科を受診してみたほうが良いかもしれません。

大人も子供も治療が必要となれば、多くの場合、マウスピースを作り、

装着して就寝することにより、歯や顎関節に掛かる負担の軽減を図ります。

また、ブラキシズムは起きている時に行っていることもあります。

自分で気づいたり、誰かに指摘されたりした場合、まずは「意識する」

事が大事です。家事や仕事、テレビなど、何かに夢中になっている時、

噛みしめたり、食いしばったりしていないか、意識してみましょう1 (109).gif

 

 

 

 

 

2019年04月27日 13:32|コメント(0)トラックバック

内臓脂肪

皆さんこんにちは1 (68).gif

寒さで運動不足になりがちな毎日ですが、クリスマスやお正月も過ぎ、

体重が増えてしまったicon_eek.gifという方もいるのではないでしょうか?

今日は、体に蓄えすぎてしまった脂肪についてお話します。

脂肪は体にエネルギーを供給するなど、大切な役割も果しているの

ですが、過剰に蓄積してしまうとあらゆる病気を引き起こす原因となります。

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪がありますが、内臓脂肪のほうが病気のリスク

は高まります。

それはなぜかと言うと・・・

脂肪細胞は体にさまざまな作用をもたらすアディポサイトカインという物質を

分泌しています。これには血糖値や血圧を高める悪玉と、それを食い止める善玉

があります。しかし、脂肪が増えてくると、善玉アディポサイトカインの分泌が減る、

効きが悪くなるといったことが起こります。さらに、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて

悪玉アディポサイトカインを多く分泌するので、皮下脂肪よりも病気を引き起こしや

すくなるのです。

では、どんな生活習慣が脂肪をためてしまうのでしょう?

①喫煙

皮下脂肪ではなく内臓脂肪をより増やす原因になるとのこと。その理由は解明されて

いませんが、喫煙そのものがホルモンに影響を与えていると言う説や、喫煙者に共通

した生活習慣によるものだとの説があります。

②ながら食べ/早食い

人は視覚で食欲が刺激され食事をとり、脳にある満腹中枢が刺激されることで満腹感を

得ています。ところが、ながら食べは食事に意識が向かないため、食べた量を認識しづ

らくなります。また、満腹中枢に刺激が伝わるまでにはタイムラグがあるので、ながら

食べ、早食いをすることで、満腹感を感じる前についつい食べ過ぎてしまった、という

ことにつながってしまうのです。

③アルコール・糖質・脂質の摂りすぎ

これらは中性脂肪を増やしやすく、エネルギーとして消費されなかったぶんは、体に蓄

えられてしまいます。

ヘルシーなイメージの果物ですが、この中に多く含まれる果糖は、糖質の中でも中性脂肪

に変わりやすい性質があるので、食べる時間や量に注意が必要です。

④運動不足

現代人はとにかく運動不足になりがちです。ジムに通う、ウォーキングを始めるなどの

大袈裟なことでなくても、少しの距離なら車ではなく歩いてみる、掃除の前に軽くスト

レッチをするなど、長続きできそうなところから始めてみましょう。

⑤極端な睡眠時間の過不足/遅い時間の食事

平均睡眠時間が6時間未満もしくは9時間以上の人は、内臓脂肪が多くなる傾向にあり

ます。また、21時頃になると脂肪をためやすい遺伝子が活発に活動し始めるとのことです。

⑥慢性的なストレス

ストレスが慢性化すると、ストレスホルモンが分泌されるのですが、これには食欲を高める

働きがあり、ごはんやおやつのドカ食いにつながってしまいます。

 

糖尿病や心疾患、脳卒中など怖い病気を引き起こす原因にもなる内臓脂肪、毎日の生活習慣

を改善しつつ、いつまでも健康で過ごせるように気を付けていきましょう!

ちなみに内臓脂肪は、皮下脂肪よりも体につきやすいのですが、落としやすくもあるそうです。

これを聞くと、ちょっとはヤル気が出てきますね1 (79).gif

 

2019年01月16日 14:40|コメント(0)トラックバック

噛むことと唾液

みなさんこんにちは1 (117).gif

朝晩冷え込むようになってきましたが、体調を崩したりしていませんか?

今回は食欲の秋にちなんで、噛むことと唾液についてお話ししてみたいと

思います1 (34).gif

噛むということは、人の健康にとって、とても重要なことです。

奥歯が一本抜けると、噛む力は40%弱まるとも言われています。

うどん、豆腐、バナナのようなとても柔らかいものは、歯が0~5本でも

なんとか噛めますが、スルメイカ、フランスパン、ステーキなどは、

18~28本と、ある程度歯が残っていないと噛めません。

健康で豊かな食生活には、しっかりとした歯でよく噛むことがやはり

大切ですね!

よく噛むことの最大のメリットは、唾液がたくさん出て、消化がしやすい

ことです。また、噛むことで分泌されるヒスタミンという物質が満腹中枢に

働いて、「もうお腹がいっぱいだ」と感じさせるので、よく噛むことは

ダイエットにも有効です。また、噛むという機械的な刺激が、頭やあごの骨、

顔の筋肉の発育につながり、顔の表情を良くすることにつながります。さらに

大脳の働きを活発化します。もちろん、唾液がたくさん出ることによって、

むし歯や歯周病の予防にもなり、このように、「よく噛む」ということには

メリットがたくさんあるのです。

また、この唾液には、単にお口の中を潤すというだけでなく、たくさんの

大事な働きをしてくれています。

①自浄作用

食べた後の食べカスや細菌の塊である歯垢(プラーク)を洗い流してくれる

②再石灰化

飲食により歯の表面が脱灰(歯の表面が溶けかかる)したところを修復し、

むし歯へと進行するのを防いでくれる

③pH緩衝作用

飲食により酸性に傾いたお口の中を中和してくれる

④消化作用

酵素アミラーゼがデンプンを分解し、消化・吸収しやすくする

⑤抗菌作用

抗菌作用をもつ成分が口の中の細菌の増殖を防ぐ

⑥溶解・凝集作用

食べ物を噛み砕いて唾液と交じり合うことで味を感じやすくさせ、また

集めて飲み込みやすくする

⑦粘膜保護・潤滑作用

ムデンという粘性のある物質が、粘膜表面を覆って保護し、舌などの

動きを滑らかにし発声をスムーズにする働きをしてくれる

⑧粘膜修復作用

上皮成長因子と神経成長因子によって、口腔内にできた傷を早く

治してくれる

このように、よく噛んでたくさん唾液をだすことには多くのメリットが

あります。バランスよく噛むことも大事です。

お口の中や体のために、よく噛むことは大事ですが、おいしいものを

無理なく食べられ、味や食感を感じることも幸せの一つですね1 (114).gif

 

2018年10月12日 14:25|コメント(0)トラックバック
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